『あなたに時間をあげます。どう使っても構いません』あなたなら何をしたいですか？
〈9351〉
https://anity.ootaki.info/9351/
「もしも神様から... 」と続く、ある問いかけがあります。「もしも神様から突然『あなたに時間をあげます。好きなことをしていいので、自由に使ってください』と言われたら、あなたなら何をしたいですか？」まさに中学生の娘にとって、この2020年3月からの臨時休校は、この問いかけ、そのままだと言うのです。
日の出に合わせて、遊歩道の桜を撮影に行きました。いい写真のためには、自分が被写体に合わせなくてはなりません。生きること、学ぶこと（ 2020.04.11）
2020.04.12
大人にとって中学生にとって、感じることは同じでなくても、この2020年3月、4月のことは、この先毎年のこの時期に、きっと思い起こすことになるのでしょうね。
3月2日の月曜日から突然、臨時休校が始まりました。まさかこの日が、ゴールデンウィークの始まりになるとは、想像できませんでした。仲のいいクラスだったそうで、娘たちはとても残念だったそうです。せめてもと我が家で娘の親友を招き、「お泊まり会」を開催したのはそのためでした。
ですがこの3月、4月を、ただ残念がるのではなく、前向きに捉えることはできないのか。「神様から、まとまった時間をプレゼントされた」のだと、いつしかそう考えることになったそうです。
娘は小学生の頃に続けていたバレエを辞めてしまい、中学生になると、自分の好きなことをする時間が少なくなり、趣味や自分の好きなことを見つけられないままだったそうです。
娘が見つけた好きなこと、それは「写真」なのだそうです。聞くと娘は、以前から写真が好きだったそうです。今どきの写真は、カメラでなくてもスマホでも撮ることが多いのでしょうが、それでは自分の撮りたい写真にならないそうです。
そこで、私のお下がりのデジタル一眼、Pentax K-5 IIsをプレゼントしました。この桜の時期に合わせて、日の出に合わせて、撮影に出向くことになったのです。
聞くと娘は、Instagramも始めたそうです。自分が納得した写真を厳選して投稿しているとのこと。娘なりのこだわりは、「unprocessed photo」。便利なフィルターなどで見栄えのする加工をするのなく、未加工のままでも美しい写真を目指しているそうです。早速たくさんの人たらから、「いいね」をもらっているようです。
娘は趣味や好きなことだけに止まらず、自分の生きる方針をも見つけたようでした。これこそが今回の、長い長いゴールデンウィークの、神様からのプレゼントなのかもしれません。
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