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小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

〈9307〉

長野県小布施町のユースホステルのダイニングで、朝食をともにしたご夫婦さんは、建築の仕事をしていなかったとはいえ、建築にとても詳しいで驚きました。私も住宅に始まり建築全般について、私なりの考えがあるのですが、ここ一発の場面に、おふたりにうまく説明することができませんでした。次の機会ではうまく説明できるように、ここにまとめておくことにしました。

小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

この長野県小布施町のユースホステルも、ベアレントさんが自ら、設計や施工を学び、建てられたそうです( 2020.09.19)

2020.09.20

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

同じ旅行者たちと話したり、コミュニケーションを図れることは、ユースホステル ならではの楽しみです。朝食後のテーブルの並ぶダイニングは、時折、ペアレントさんも加わり、賑やかなひとときとなりました。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

小布施や周辺の町には、時の流れを感じる美しい街並みがたくさんあります。北斎とのゆかりがあり、鳳凰図のある岩松院などの、おすすめの場所を教えてもらいました。「今なら、志賀高原のワタスゲが見頃だよ」とも。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

建築を仕事とする人も、仕事としてない人とも、建物や住まいの話題となると、外観や材料など「目で見えるもの」に関してのことが多くなります。ですが私は、それらについて、最も大切なことだとは思っていないのです。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

私がひとこと言いたかったのは、下記のことなのですが、とっさのことだったので、うまくお話しすることができませんでした。気持ちのいい休日の朝に、熱弁することでもないと、思ってのことでもありました。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

・建築が他の芸術作品と異なるのは、「外」だけでなく「内」があり、

・住宅に限らずあらゆる建物の価値は、その内、「内部空間」にこそある。

・いかにその内部空間が、私たちを優しく包み込むかが、その建物の価値である。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

・内部空間を構成する天井・壁・床に、最もふさわしい材料を選択し、

・内部空間をそのまま裏返しにしただけの、嘘のない外観をつくること。

・目で見えるものだけにとらわれず、見えなくても肌に感じられる空気を大切にすること。

「小布施のユースホステルのダイニングで、「住まい」を語りそびれる

「大切なことほど、とっさに言葉にできない」その理由は、大切なことほど心の奥に染み込んでしまっいるからだと思うのです。今日もこれから、住まいづくりを考えている家族さんとお会いすることになっています。具体的なことばかりでなく、「住まいの原点」についても、お話しできればと思っています。

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